エイベックス株式会社に所属する車いすテニスの上地結衣(かみじゆい)選手が、7月12日(木)から15日(日)までイギリス・ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開催されたウィンブルドン車いすテニス女子の部にて、ダブルス優勝を飾り、5連覇を果たしましたのでお知らせいたします。

イギリス・ロンドン郊外のオールイングランド・クラブにおいて7月12日(木)から7月15日(日)まで開催されたウィンブルドン選手権車いすテニスの部で、当社所属の車いすテニス女子世界ランキングシングルス2位ダブルス3位の上地結衣(かみじゆい)選手がダブルスにおいて優勝し、5連覇を達成しましたのでお知らせいたします。

車いすテニスの部女子ダブルス決勝戦で、第1シードの上地結衣(エイベックス)ディーデ・デフロート(オランダ)組が、ルーシー・シュカー(英国)サビーネ・エラーブロック(ドイツ)組を6-1。6-1で下し、今回のペアとしては初優勝。上地結衣としては、ジョーダン・ホワイリー(英)と組んだ(2014~2017)まで4連覇しており、今大会の優勝で、5連覇達成となりました。 またシングルスでは準決勝敗退となりました。

■上地結衣選手からのコメント

シングルスでは今年も決勝進出を逃し悔しい思いをしましたが、ダブルスでは5連覇を達成できてホッとしています。
今回はディーダ選手と組ませてもらいましたが、昨年までとは違ったペアで挑むのも新鮮で、彼女とは全米オープンでも一緒にプレーするので楽しみです!
今年のグランドスラムも後は全米オープンのみとなりました。全仏に続きシングルスで連覇ができるよう頑張りたいと思います!

■上地結衣選手プロフィール

エイベックス株式会社所属。兵庫県出身、現在24歳。先天的潜在性二分脊椎症。11歳で車いすテニスを始め、その後、2012年ロンドンパラリンピックのシングルス・ダブルスでベスト8。

国際テニス連盟(ITF)が公表する世界女子車いすテニスランキングにおいて日本人初となる1位を獲得。また、2014年に開催されたテニスの4大大会(全豪オープン、全仏オープン、全英オープン、全米オープン)において好成績を収め、史上最年少でダブルスの年間グランドスラムを達成。リオパラリンピック競技大会では旗手を務め、シングルス銅メダルを獲得。

【エイベックスの障がい者アスリートへの取組み】

当社は2008年より障がいがありながらも世界で活躍する選手たちの支援を行っています。開始当初は1名の選手から始まり、2013年には「エイベックス・チャレンジド・アスリート」としてチームを発足。その後、数々の国際大会で多くの選手が出場を果たし、現在では、リオパラリンピック競技大会で銅メダルを獲得した上地結衣選手をはじめとする車いすテニスや、陸上、柔道、スキーを含む選手が活躍しています。

URL:https://www.avex-athlete.jp/