エイベックス株式会社に所属する車いすテニスの上地結衣(かみじゆい)選手が、9月6日(木)から9日(日)までアメリカ・ニューヨークで開催された全米オープン車いすテニス女子の部にて、シングルス準優勝、4年ぶりとなるダブルス優勝を飾りましたのでお知らせいたします。

アメリカ・ニューヨークにおいて9月6日(木)から9月9日(日)まで開催された 全米オープン車いすテニス女子の部で、当社所属の車いすテニス女子世界ランキングシングルス2位、ダブルス2位の上地結衣(かみじゆい)選手が、シングルス準優勝、ダブルスにおいて4年ぶりに優勝を果たしましたのでお知らせいたします。

車いすテニスの部女子ダブルス決勝戦で、上地結衣とディーデ・デフロート(オランダ)組は、オランダのペアに6-3、6-4で勝利。2014年大会以来4年ぶりの優勝となりました。 また女子シングルス決勝では、ディーデ・デフロート(オランダ)に2-6、3-6で一歩届かず準優勝となりました。

■上地結衣選手からのコメント

なかなか自分のプレーができない試合が多い中で修正、練習、コーチとの会話を重ねダブルスは優勝、シングルスも決勝戦まで駒を進められましたがやはりそれだけでは勝たせてもらえる相手ではなかったです。それでもここまで戦えるように日々付き合ってくださった、コーチ、トレーナー、そして応援してくださった皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。今年のグランドスラムはすべて終わりましたが、年内の試合そして来年に向けてもまた課題が見つかったと思って頑張りたいと思います!決勝戦まで進みながらも優勝を逃すことの多かった今年ですが、来年はそれを全部勝ちで終われるようまた取り組んでいきます

■上地結衣選手プロフィール

エイベックス株式会社所属。兵庫県出身、現在24歳。先天的潜在性二分脊椎症。11歳で車いすテニスを始め、その後、2012年ロンドンパラリンピックのシングルス・ダブルスでベスト8。

国際テニス連盟(ITF)が公表する世界女子車いすテニスランキングにおいて日本人初となる1位を獲得。また、2014年に開催されたテニスの4大大会(全豪オープン、全仏オープン、全英オープン、全米オープン)において好成績を収め、史上最年少でダブルスの年間グランドスラムを達成。リオパラリンピック競技大会では旗手を務め、シングルス銅メダルを獲得。

【エイベックスの障がい者アスリートへの取組み】

当社は2008年より障がいがありながらも世界で活躍する選手たちの支援を行っています。開始当初は1名の選手から始まり、2013年には「エイベックス・チャレンジド・アスリート」としてチームを発足。その後、数々の国際大会で多くの選手が出場を果たし、現在では、リオパラリンピック競技大会で銅メダルを獲得した上地結衣選手をはじめとする車いすテニスや、陸上、柔道、スキーを含む選手が活躍しています。

URL:https://www.avex-athlete.jp/

写真提供:住友ゴム工業株式会社